28年5月20日 ランプウェイ
内容は、予定が変わり
①主催植木氏の新作スピーカーのお披露目
パイン集成材を25mm厚を使用、
ツィーターfostex FT55D 800-25000Hz
ウーファー ヤマハ 25cm JP-2501 クロスオーバー 2000Hz
重量 15kg
一週間もあれば新作スピーカーが出来てしまうという、いつもの事ながら
驚くべき主催植木氏の製作能力!!
じわじわと使い込んで少しずつシステムを熟成させていくタイプの人にはアンビリバボーな人です。
でも当会の初期を振り返れば、
ジャンクの箱に適当にユニットぶち込んで、安い白黒電線で圧縮音源を聞くような状態から始まり、
いまでは、金田式アンプ、DAC(電源や内部ノイズを徹底的に対策したもの)、こだわりのケーブル類にハイレゾ音源に到達しており、一番伸びしろのあるのがスピーカー部でありました。
フルレンジ、大口径ウーハー3ウェイ、小口径の2ウェイを経て、今回25cmウーハーシステムの登場です!
”大きさの割には”という前置を抜きに語れるにはサイズはこの位必要なんですね。
量的には充分、高音も今回はまともなツィーターでしゃっきりしながらうるさくない。
お約束で鳴らし始めはいまひとつで、低音がボンつくというダメ出しがありました。
鳴りっぷりがいまひとつのヤマハの密閉型用ウーハーを目一杯バスレフ動作させているのが一因ではないかと意見もありバスレフ穴の調整などをしているうちに落ち着いた音に変わりました。
スピーカーそのもののエージングばかりでなく、部屋との馴染みという現象のあるのでしょうかねえ・・・
②福澤師製作のDACと植木製作のDACの比較です。
両方とも金田式の回路ですが、福澤製はビクターの特性トランジスターを使っている。
僅差ですが、かっちりした植木製に対し福澤製の方が、ゆったり広がる感じ。
性能差ではなく味付けの領域ですね。
その後、デジタルケーブルの聴き比べとなったが私の耳では違いがわからず、そうなるともうどうでもいい気持ちになってしまう。
小さな違いを探求して音を練り上げていくのがオーディオであり、”どうでもいい”になってはいけないのでしょうが、私レベルの音楽鑑賞はここまでは不要・・
趣味の世界はムズカシイです。
毀誉褒貶の激しい植木スピーカー(今回に限りませんが)ですが、DACやケーブルの微差を聞き分けることができ、ローコストながらベテラン諸氏が喧々諤々楽しめるレベルにあることは間違いないですね。
そういえば当会の名称が
「札幌オーディオ同好会」
という、ど直球なものに決まりました。
まだ全く定着しておりませんが、いずれこのHPもリニューアルされると思います・・・
次回は6月24日(金) ランプウェイ
今度こそ私のパワードスピーカー ADAM F7の登場です。