第48回「札幌オーディオ同好会」

15085488_1026118614180485_3013454282021493459_n

15085578_1026118544180492_8488206471191944715_n

15107423_1026118420847171_3720112096376862237_n

15135827_1026118660847147_632543498664655806_n

11月18日らんぷうぇい

今回は 
1 ホーンツィーター
  植木氏保有のホーンツィーター。
  自宅でホーンを外したところレンジが拡がり滑らかになったというので聞
  き比べてみることに。
  言われてみれば、確かに滑らかではあるが、届かない感じ、ボーカルの定位がはっきりしない。
  この会場ではやはりホーンがあった方が良い様な・・・

2 パワーアンプ
  金田式1号機、金田式2号機(ノイズ対策済)のアンバランス接続、バラ
  ンス接続そして当日届いたばかりのアムクロンD75の比較。
  
  記載した順に音が良くなっていく。
  金田式の段階的変化は分かるのですが、早くゴールに行ってしまいたい気
  持ちになる。
  この辺の違いを楽しむのがオーディオ道なのでしょうか?
  まだ私はこの境地に達していない・・
  というかいい”音楽”さえ聴ければ良い人なので・・・
  
  驚いたのはアムクロンD75です。
  論評させる余地の無い”音楽”として押出し。
  S崎師匠によると、金田式はスピーカーを選ぶけど、アムクロンはどんな
  スピーカーもそこそこ鳴らしてしまうとのこと。
  もっと上があるのでしょうが充分ですね。
  「オーディオ同好会」の記事なんですが、どうも筆者(櫻田)は徹底した
  オーディオ探求より、音楽聴く道具としての妥協点を模索しているの
  で、”音楽”がイキイキと鳴れば、「もういいや!」と思ってしまうので
  す・・

  メンバー持込みのCDジンジャー・ベイカー「why」が面白かった。
  
  次回は12/23(祝)、15:00から忘年会!
  会員持込みのおすすめ音源、機器自慢など出るのかな?

第47回「札幌オーディオ同好会」

14695451_998838676908479_2477194149539132415_n

14671368_998838496908497_3348406860610290099_n

14650526_998838693575144_1892121841923392940_n

14724604_998838630241817_652225393465822730_n上を足したり下を足したりという本日のメニュー。

1 スーパースワン+ベリリウムリボンツィータ
前回の終わり際、試しに載せたツィーターがかなり効き目があったので、会員諸氏の評
価を賜りたくスーパースワンが再度登場!
フルレンジ1発がスワンの魅力であり余計なことする必要ないという思いと、”より良い
音”を追求すべきだという思いが交錯しますが
何でもやってみて皆で喧々諤々やるのが当会なので・・・

私(櫻田)所蔵(死蔵かな?)のスピーカー、パイオニアS9500のベリリウムリボ
ンツィータ(RT3?)を取外し、スワンに載せてみるという企画ですが、植木氏に適切
なコンデンサを接続、デッドニングを施したケースに納めてもらいこの日初めてスワン
と合体。

2 植木氏のシステム+関井氏所有のEVサブウーファシステム+リボンツィータ
関井氏所有のエレクトロヴィオスのパワードサブウーファシステムをチャンネルデバイ
ダーを介して接続。

それぞれ
プリアンプ  :
回 路:金田アンプ参考オリジナル回路
PHONO EQ AMP= FET差動2段DCアンプ+出力バッファー
FLAT AMP=FET差動2段DCアンプ
バランス出力=FET差動オペアンプ使用

メインアンプ :金田式メインアンプ R=50W L=50W で駆動。

上(ツィータ)を足すと低音が明瞭になり、下(ウーハー)を足すと高音の実体感が増すという現象にいつも驚きます。
勿論高域が伸び、低域の量感が増えるのは当然ですけど・・

植木システムではアコースティック楽器のゆとりある響き方はなかなか。
高域は伸びがありながら、刺激的ではない。
サブウーハー効果は大きく外すと貧相に・・・こりゃ魔物ですね。

ただロック(櫻田の持ち込んだフランク・ザッパ「OVERNIGHT SENSATION 」のオリジ
ナル盤)だとエッジ感が乏しい。
カートリッジをデノンDL103Rからスタントンの安物MMに替えると少し張りが。
MC型のDL103R、必ずしも万能では無いのですね。

そこでスーパースワンにチェンジ。音のメリハリがついてザッパにはこちらが合うみた
い。
小口径ゆえに、音の焦点が合い易く、リボンツィータで切れ味が増しているのか。
高域を諦め、古い音源を骨太な音で楽しむスピーカーだと思っていたが、ツィータが載る
事で新しい音源もこなせるようなったようです。
これはもう2ウェイ確定ですね。
フルレンジ1発の魅力を損なわない程度に高音が足されています。

植木システムの方が正確な音が出ているのは間違いないが、音楽の押出し、骨太感はスー
パースワンなのでしょうか。
ロジックやスペックを超越した不思議なスピーカーです。
あとはヴァン・ゲルダー刻印入りの、エルビン、ウェス盤を楽しみました。
そうそう、ディアゴスティーニ社から出た「Kind of blue」も聴けました。
フランスでのプレスらしいですがなかなか良い音でした。

結局、今回は櫻田のスーパースワンが無事2ウェイになったということで、めでたしめで
たし・・・?