第45回 金田式プリアンプ

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主催植木氏製作の金田式プリアンプと自作スピーカーの改良版が登場。

先にスピーカー、スーパーツィーターを載せて、すっきりしゃっきり、品位の高い仕上げ。
先月の曇り気味だった高域は改善されてました。

本会が発足以来、不動の座にあった植木氏の手製管球プリアンプ。
ケーブル類には全く無頓着で、圧縮音源を聞いていた黎明期にはそれなりに勤めを果たしてきたが超微細にこだわる今日に至っては、悲しいかな諸悪の根源扱になっていた。
ようやく満を持して、金田式プリが登場しました。
メーカー製では不可能なくらい、振動しない筐体構造とノイズ対策に徹底的にこだわったもの。
パワーアンプ直結よりもレンジが拡がり、音色が整うとのこと・・
あれっ?何故かその比較試聴なかった・・・

F師匠から、「色々な対策を講じているのはわかるが、やったことと結果の整合性がなければ意味がない。」
というような主旨(だったと思います)の発言が有り、技術者の厳しい世界を垣間見たような。
(あいまいな生き方の”文系”人間はそういうのに憧憬の眼差し!)

DAC~プリアンプ間のバランス接続とアンバランス接続の比較もありました。
回路に詳しい人には興味深い現象なのかもしれないけど、そういうことわからない私には・・
確かに違うのかもしれないけどなあ・・・

そんな微差を聞き分けられるスピーカーというのも、相当レベルは高いと思いましたが、会員の持ち込みソフトのデニス・チェンバースをかけたら、バスドラがあまり聞こえない。
大口径ではないが、25cmウーハーならもう少しバスドラを感じさせてもいいような・・・
(我が家の17cmウーハーでも、絶対的重低音は無理だけど、バスドラを感じますので・)
スピーカーはこの低音再生との戦いなんでしょうかね。

次回(9/16)は私が手に入れた(ある方の遺品)、
長岡鉄男設計スピーカーの最高峰、スーパースワン!
使用ユニットは、フォステクスFE108EΣ。
音源はアナログレコード中心で。
MCカートリッジDENON D103R使用予定。
さてどんな鳴り方をするか?